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レーザカッターで燻製を作った(解説付き)

改めて解説をしたいと思います.

スライドのみのページはこちらをご覧ください.

 

shisoaqron.hateblo.jp

 

 

そもそもなぜこんなことになったのか

・ レーザカッターを使い始めたのは半年くらい前

・そのときはひたすら使える素材や加工のパラメタを探していた.

・中でも木材は安い&強度がある&加工後の調整が楽 But 煙が多く出る

・煙が多く出ると換気と素材への付着に気を使わなければならない

 

・いつも素材を買う東急ハンズサクラやマツなどの木材を発見する

 

・レーザカッターを扱った研究でLaser Cookingを知っていた

Laser Cooking | Fukuchi Lab.

 

付着...サクラ...Cooking...

これは燻製だ...!

となったわけです.

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 既にやっている人は居るのかなと「レーザーカッター 燻製」やら「レーザ 燻製」,

「laser cutter smoking cooking」・・・と様々なクエリでググるもそれらしきものは見当たらず.

 研究室のイベントであるABProが発表にぴったりだということで実験&開発を予定

abpro.jp

「普通はやらねーよ!」ということだからこそ張り切って準備をするんだ

 

調査

そもそも知っているようで知らない燻製,実際おつまみで食べたことのあるくらい.

ザザっと調べました.

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一言で言うと煙にあてることで水分を抜く保存法とのこと.

下処理と合わせることでより水分が抜ける&味付けにもなるため古くから利用.

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また燻す際の温度によって水分の抜け方が変わるため保存期間にも差が出る.

レーザーだと庫内温度が熱燻まで上がなさそうだということで温燻を想定.

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レシピを調べるとナッツやチーズが仕込み不要で作れるとのこと.

結果のわかりやすさからチーズを採用.

 

器具の準備

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流石東急ハンズ揃ってます.新宿のハンズではすべて調理器具のフロアでした.

レーザのピントを考慮し受け皿はできるだけ浅いものを選びました.

 

調理開始

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明らかに煙が減ったなと思ったら,加工を中断して混ぜたほうが効率が良いです.f:id:shisoAqron:20160924144902j:plain

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やはり本来の使い方ではないので機器の負荷はこわい...f:id:shisoAqron:20160924144928j:plain

そのまま突っ込むと保冷剤が取れなくなってしまうので,テグスを取り付けました.

 

完成

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取り出したものがこちらです.特にチーズは一目瞭然!

食べてみると間違いなくスモークチーズになっていました.

チャーシューも見た目こそわからないものの,香ばしい薫りが移ってました.

試食動画は食レポ力の無さでうーんうーん言ってますがトリミングして公開する予定.

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実際にやるとなると衛生面とか効率とかあるのでちょっと考え物かも.

素材と加工時間と食材の条件が揃えばできなくもない?という感じ.

 

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今回は蓋を置いただけなので煙吸引したほうがもっと燻せそう.

また煙の量を監視して攪拌するタイミングを教えるなり自動化するとよいかも.

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くれぐれも事故や怪我には気を付けましょう.

作業中はできるだけそばを離れないようにしましょう.

木材加工時は意外と小さい火が出てる場合があります.

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吸気口の位置によって煙の流れも変わります.

位置合わせのしやすさもありますが,この辺を考慮して皿の設置場所をしたほうがよさそうです.

 

最後に

今思い返してもなんでこんなことをやったんだろうなという気持ちでいっぱいです.

しかも思いのほかうまくいってしまったので驚きが隠せないです.

 一見アホなことをしていると見えますが,煙が多く出るデメリットをメリットとして利用できるのでは?という有意義な(?)試みだと思います.

あと,これを機に自宅で普通の燻製も始めようと思っています.