買ったゲームほぼ毎日アドベントカレンダー2020 - 12日目

昨日は飲酒&ゲームしていたらそのまま日付が変わってしまったので,パスになっています.そして今日は昼間の投稿です.

12日目 One Step From Eden

store-jp.nintendo.com

www.onestepfromeden.com

ロックマンエグゼとSlay the Spireリスペクトの作品で,フィールドバトルのアクションゲームにデッキビルドのローグライト要素が加えられています.今年出た作品の中で,個人的にかなり評価が高めです.

面白いところ・よいところ

1.敵のパターンを見極めつつ攻撃を通す面白さ

敵・ボスによって攻撃のパターンが明確に特徴付けられています.ローグライクでもそうですが,相手が何をしてくるのか・どういう効果があるのかを最初のうちは理解することが必要になります.このパターン理解によって「今は攻め時だな」「回避優先させよう」というメリハリがシステムとして見つけやすいゲームデザインだなと思います.なおザコ敵は複数あるレベルに応じて攻撃パターンが派生しますし,ボスは何番目に戦うかによって攻撃の激しさが変わるので,「完全に理解した」からの「なんもわからん」が何度も味わえるのもすごくよかったです.

 まだ始めたばかりでそんなにうまくない頃

 

2.デッキとマップの2つのローグライト要素でガチでなんども遊べる

戦闘時は技を出すための手段である「スペル」をランダムな順番で組み上げ,「デッキ」として1巡使い,全て使い終わったらまたランダムな順番で使い...を繰り返していきます(一応そのとき出せるスペルは2種類見えているので使い分けはできます).戦闘後に新たなにスペルを手に入れられますが,手に入るものはランダム3つの中から選択することになります.いわゆるレアリティによる入手難易度やデッキ中のシナジーを毎回考える面白さがあります.

マップについてですが,各ワールドのボスと戦うためにマスを左から進んでいきます.その際にルートがいくつかに分岐して配置されていることがあります.マスは単純に戦闘を行うものだけでなく,条件を満たすことで報酬が多くもらえる戦闘やショップや休息といった補助イベントも設けられています.死んだら元も子もないけど強化しないとジリ貧だしな...みたいなジレンマを毎回楽しめます.

 

気をつけた方が良いかもしれないこと

1.避けるのが前提なので,慣れとはいえ難易度高め

全体を通して回復をする手段が少なく,また回復量もそんなに多くないため,そもそも攻撃に被弾しないことが大切になります.なのでロックマンエグゼシリーズをやっていた経験があるよ!という人でもパターンを把握し切るまではかなり苦戦するかなとおもいます.ちなみに最初期はダメージを減らすシールドをもりもり展開しつつ,一定ダメージ量を与える毒攻撃を積み重ねる,毒耐久戦法がまともにプレイするよりもめちゃ簡単でした.現在でもナーフされているとはいえ結構やれます.

 

2.Switch版だとパッチ更新が遅い&やや処理落ちする

ある程度の頻度で難易度調整やスペル効果調整が実施されています.つい最近だと12/4ごろにv1.5として新規スペル追加がなされたようです.チマチマと改善・新要素を出してくれるのはめちゃくちゃ嬉しいです.

steamcommunity.com

Switchのストアだと申請に時間がかかるみたいで,以前の反映だと1〜2週間くらい待った記憶があります.最新版をすぐ遊びたい人はSteamなどのプラットフォームを利用した方が良いと思います.

また処理落ちもSwitchだとそこそこ発生し,一度発生するとプレイに支障がでるレベルのラグになります(最新のパッチだとやや改善された気がしなくもないけれど).戦闘後に一時中断しタイトルに戻ることでラグのリセットはできますが,難易度が上がる度に実施するのは面倒だなというところです.

携帯機でお手軽に遊ぶならばやはりSwitchだと思いますが,これらを考えると他のプラットフォームでもいいのではと思います.

 

12日目反省

この作品は全キャラ全ルートをちゃんと遊び終えている貴重なゲームです(実績は取り切れていないけど許して).ローグライク特有の店主にケンカを吹っかけたり,強化しすぎてボス即殺とかやってます.ともかくv1.5パッチが楽しみです.