映画 エクスマキナを見た
一昨日思いついて昨日観てきました.
ガルパン以来の映画館で見た作品です.
6月半ばくらいに公開が始まり,
観た友人やネットの評価も結構よかったため気になってた作品
最近は何かと人工知能ネタを耳にすることが多いですよね.
社会的には「便利になるけど不安だよね~」みたいな印象が大きい気がします.
その「不安」みたいなのをベースにしたかったのかなと予告編を観て感じました.
ストーリーは公式サイトにもある通り
社内の抽選に当たった主人公が1週間社長の別荘に招かれ,そこで”エヴァ”の人工知能テストに協力することになり...
という感じで始まる.
もちろんネタバレにならない程度に気になったポイントとかを書きます.
最初は主人公が別荘に行くことになった経緯が,回想を含めつつ示される.
ここは心地よいテンポで展開され印象に残った.
また主人公がチャットへ発声せず口パク認識入力していることから,
もうちょっと技術が進歩した10~15年後くらいをイメージしているのかなと考えました.
そのあとは社長から別荘の案内を受け早くも「テスト」を始めることになるのだが,
毎回哲学的なフレーズが飛び出す.
オリジナルのものだったり偉人のものだったりと,
自分自身を認識することや神とはなんぞや~みたいなことを議論してたりする.
他の人工知能をテーマにした作品と合わせてもう一度見たいシーンだったりする.
あとは恋とはなんだ~とかシリアスなシーンがあるけど割愛.
クライマックスへ続きます.
ちょっと後半ダレた気がしなくもないけど,全体的に落ち着いた作品だったとおもいます.
関連しそうな内容で言うとこれ
バイナリ畑でつかまえての作者が連載している作品
感情とか己自身といったものにアンドロイドがどう向き合うのか,人間とアンドロイドが互いの違いをどのように受け入れていくのかといったところが興味深いところです.
あと20年以上前の作品になるけど
ゆっくりと滅びの道を歩む世界のなかで,ガイノイドのアルファさんが人間や同じロボット達と日常を楽しむことの素晴らしさやふれあいの温かさを見つける作品
終末世界っていう設定がまず良いポイントだけれど,それ以上に滅びを受け入れつつも自身の生活を懸命に生きている人間が眩しいなと感じました.
途中で出てくるココネが自身のルーツを探しにいく回も面白かったです.
イヴの時間は観ておきたいけどまだ観れてないです(小声)
おまけ:
エクスマキナのBGMが全体的にポストクラシカルな感じで印象に残りました.